2013年8月13日火曜日

オークランドからフィチアンガへ・・・







オークランド空港に着いて、学校からのお迎えの車がわたしを拾ってくれることになっていました。少々トラブルはあったものの、無事に車に乗り込みました。乗客はわたしひとりだけ。運転手さんは、「ここから4時間はかかるよ。はじめの2時間は、オークランドから出る道で退屈だ。あとの2時間はいい景色が見られるよ。」と。わたしは、学校からのお迎えだと思い、「運転手さんに話しかけた方がいいな」っと思っていたのですが、話しているうちに、どうも学校と関係ないエージェントの人みたいでした。友達と独立して会社を創ったんだと言っていました。一日にオークランド・フィチアンガ間を二往復するとのこと。考えてみれば、それで8時間なので一日の仕事量ですね。



オークランドから山を登って反対側の半島に降りていきます。その道程で、なんだかやけに動物の死骸が目立ちます。わたしは「鳥がいっぱい死んでいますね~~~」と言うと、「あれはpossumでオーストラリアから来た害獣だから轢き殺しても良いんだ」と。「ペストだ」と。わたしは、別に「文句はありませんがね~~~」と心のうちに思い、そのpossumが鳥だとばかり思っておりました。が、後でわかったことに、と言うのは、学校の先生方も憎々しげに語るので調べてみたら、フクロネズミのことでした。せっかく育てた作物を食い散らすそうです。



そんなこんな、お話をしながらフィチアンガに近づいて行きました。そこで、学校の派遣の運転手じゃないなら学校がどこにあるか案内はしてくれないだろうなと思い、恐る恐る聞いてみました。なんと、「大丈夫、小さな町だから学校も町のメインストリートもスーパーマーケットも案内してあげるよ」との返事。そして、その通り案内してくれて、最後に宿泊地の「ユニバーサル・ロッジ」へ。「ありがとう、ありがとう」とお礼を言いながら別れました。



さて、ロッジの主人はマオリの人。少々、彼の英語は判りづらかった。でも、それはお互い様だから。彼もわたしの英語は判りづらそうで。奥さんは白人でした。彼女の英語はよくわかりました。お二人ともとても親切そうな人、「では後で町を案内してあげるよ」と時間の約束をしました。もちろん、2回、町を案内してもらえば余計安心と歓迎しました。



こんな感じでわたしのフィチアンガでの最初の日は過ぎていったのです・・・が、学校の初日のクラスは、新入生歓迎と町の案内なのでした。この小さな町を二日間で3回も巡り歩いたという訳です。





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