2013年8月13日火曜日

『絶滅危惧 2万種に』





今日の新聞記事です。ちょっと前にもサメの話を書きました。ふか鰭のためにサメ漁が増えて、ある種のサメが絶滅の危機にあるというお話です。その上サメ漁の漁師は鰭だけ切り落として、胴体は生きたまま海に返しているって。サメは鰭がなくて溺れてそのまま死んじゃいます。



今回の記事は、国際自然保護連合(IUCN)が絶滅の恐れがある世界の動植物を掲載した「レッドリスト」の最新版を公表したという内容です。今回6万5518種を評価し、そのうち2万219種を絶滅危惧種と指定。この数字は前回から402種の増加で、10年前に比べると9千種余り増えているそうです。



わたしの疑問は、なぜ絶滅危惧種を指定して事細かに規制したり規制を緩めたりしなければいけないのか、ということです。もちろん規制しなければ多くの動植物が絶滅する、そして地球の環境が破壊される…ということは理解していますが。しかし、一方で人間が環境を破壊して、他方でそれを修繕し続けるとはなんか変。つまり、人類は自然を支配しているという思い込みはもうやめた方がいいのではないかと思うのです。あちらでこそこそ、こちらでこそこそ、自然の営みの修復をしてみても、どこかで人間の手をすり抜けて自然は、文字通り自然に、流れていくのです。それでどうするのかと問われても、わたしに建設的な意見はありませんけどね。自然界で自然ではない行動をとっているのは人間だけなんです。これは言葉の定義でもありますが。Manmade の反対語がNatureですから(as opposed to humans or human creations/Oxford Dictionary of English)。(つまり、私は人間がいなくなれば地球はうまくいくと、仄めかしているわけです。)



サメのほかにもアメリカやEUがワシントン条約で規制を求めているものにニホンウナギやアメリカウナギ、クロマグロなどがあります。ニホンウナギについては、米国は来年3月のワシントン条約の締結国会議で規制を求めないことにしたそうです。サメは2010年の会議で規制が提案されましたが否決され、クロマグロについてはモナコが規制を提案したが否決されました。



最近、大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)の科学委員会が、東大西洋のクロマグロについて2012年の資源量が増加に転じたとする報告書をまとめたと報道されました。今回の報告でクロマグロの漁獲量を600トン増やすことが可能となったそうです。



だれがどんな権限でこのような取り決めをしているのでしょうか。CO2の排出量規制に関しても、根拠があやふやになってきた昨今、「真実」とか「正義」とかをどう考えればいいのでしょうか。







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