2013年8月13日火曜日

息子と健康保険

国民年金騒動から始まって、後期高年齢者国民保険の問題等批判が高まっておりますが、わたしの場合は息子の健康保険料の事です。



自分の国民年金に関しては、わたしも職を転々としていますがデジタル化された・・・いつだっけ?・・・およそ20年前?・・・時にしっかり申請したので問題はなく、証拠の「はがき」も大事に保管してあります。そこで、なんで皆そのときにちゃんと申請しなかったんだろうね~~~と少々批判的でしたが、今回は保険料徴収のシステムのややこしさと政府の不親切さを実感しました。



うちの息子は大学在学時代から全然企業に就職する気配がなく、3年生、4年生の時には就職案内やDMが山のように来ていましたが、興味はなさそうでそのまま開封もされず山積みになっていました。わたしはどうするのかな、と思っていましたが大学院に行くとの事。理由は就職したくないから。と言うわけで、彼はず~~~と、わたしの扶養家族だったのです。つまり、保険もわたしの国民健康保険に。



彼は大学院を卒業してからもしばらく家でアルバイト程度の仕事をしておりましたが、ある日「これではダメな人間になってしまう。」と実感したらしく、「大就職祭」などという催し物に行って就職を決めてきました。そしてその会社の健康保険に入りました。それから2年くらいその会社に勤めていたのですが、やはり就職してしまうことに飽き足らずこの7月に退職し漫画家になってしまいました。



そこでこの「2年間」ですが、もう自分の稼ぎがあるのでわたしの「扶養家族」ではありません。わたしの確定申告のときに扶養家族から外したので「これでOK。」と思っておりましたら、国民健康保険の方には依然彼の名前が記載されています。どうしてだろう・・・とは思っていましたが、保険課の方の間違いなんだからあちらがそのうち直すだろうと簡単に考えていたところ・・・、わたしの保険料が異常に値上がり。3倍くらいも。わたしの稼ぎが多くなったはずもなく、どうしてだろうと考えたところ、はたと思い出しました。



「家族の保険料はすべて世帯主から徴収される。」



あ~~~、息子の稼ぎの分も合計されているんだ~~~。でも、息子は会社で健康保険に入っているんだし、と保険課に問い合わせてみることに。それが、彼が勤めてから2年も経って、もう辞めるという日の10日前でした。



それでわかったこと。

��. 保険料は世帯主に集約される。

��. 移動があった時は、自分で保険課に申請しに行かなければならない。つまり、息子が会社の健康保険に加入しても自動的にわたしの保険から外されることはないということ。

��. 今回息子は自営業になって、国民健康保険に加入することになるが、保険料は世帯主に集約されるのでわたしの口座から自動的に引き落とされるということ。

��. それぞれ個人で保険料を払いたい場合は、世帯を分けることが必要。つまり、住民票を個別に持たなければいけないということ。





今回は、保険料が以上に上がったのでおかしいことに気付きましたが、実は、その前にも保険料は若干上がっていたのです。少しだけだったので、今年はわたしの所得が多かったからだと思っていましたら、その時から息子の保険料が合算されていたことに。これは、わたしがいけないの。もちろん、移動届の提出をサボっていたわたしの非もありますが、世間の人々はこのことを御存知なんでしょうか。知らない間にいろんなものを二重に支払っているっていうことはないんでしょうかね~~~。とにかく、この2年間の余分に払っていた保険料は返還されることになりひと安心。でも、それは、8月20日以降になるそうです。取る時だけは、銀行の口座からきっちりimmediately に徴収していくのに、返還の時は、お知らせが来てそれから振り込んでもらう口座番号を折り返し返信して、それで漸く銀行に返還してくれるそうです。



なんだかね~~~。それから、保険料を個別に払うには住民票を分けなければいけないということにも、なんだか「ひっかかる」です。







どうですか。少しでもどなたかの参考になれば幸いです。



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