2013年8月13日火曜日

ワールドカップからの・・・・連想

ワールドカップに日本が一番乗りで出場を決めたという事ですが、わたしはサッカーにはそんなに詳しくないし興味もあまりありません。しかしこれで思いだしたことがあります。1998年のことです。その年わたしは南アフリカに行きました。2週間滞在して英会話学校へ。その時がちょうどワールドカップの年だったのです。英会話学校ですからヨーロッパからの生徒やアフリカからの生徒が来ている訳です。みんな口々に自国のサッカーの自慢話。それでわたしにも日本はどうだと聞くので、「日本が優勝するよ」とノンシャランと答えたりしたものです。実際には、日本のチームはやっとのことで出場を決めたという程度の頃でしたが。カメルーンから来た男の子は(多分19歳)、カメルーンが勝つ、これからフランスに行くと言っていました(その時はフランス開催)。11年前ですが、その時すでにわたしは結構な歳。でも、そnカメルーンの男の子はいっしょにフランスに行こうと誘ってくれましたよ。日本人若く見えるネ・・・???



という話は、余談ですが1998当時、はっきり覚えていませんが、南アフリカではアパルトヘイトが廃止されて5年後くらいだったと思います。白人にはほとんどと言っていいほど会いませんでした。黒人もまだ解放されてから年が経ていないのでまだ都市まではたどり着いていない頃です。経済の中心はカラードと呼ばれている人たちです。(彼らは自分たちをカラードと呼んでいたのでカラードと書いて大丈夫と思います)。先生たちもそうです。



その時に、先生が言っていたこと・・・、



南アフリカでワールドカップを開催するという計画がある。黒人の活動家たちはワールドカップより黒人の生活を豊かにするほうが先だと言っているが、ワールドカップで経済が潤えば自然と貧困層も潤うはず。彼らの言う事もわかる。ワールドカップで生活が豊かになるのは今中流層にいる我々カラードだ。でも、我々が豊かになって、この国で消費が増えればその豊かさが貧困層にも徐々に広がっていく。だから、まずはこの国でワールドカップをやってみるべきだ。





で、南アフリカで開催されるんですよね。月日の立つのは早いな~~~というと変な感想ですが、12年後のことを決めるって、大変ですよね。どう国が発展していくかもわからないし、世界経済がどうなっているのかもわからないし・・・・。ともかく、南アフリカにとってワールドカップが良いものでありますようにと願います。





もうひとつ、南アフリカつながりでいいますと、今の大統領、妻が三人いるんですってね。法律では一夫多妻制は禁じられていますが、ズールー族は例外として不文律ながら認められているとか。大統領がズールー族出身なのでそういうことになった模様。大統領はファーストレディーを誰にするかは決めないと言っているそうです。TPOに合わせて妻を選んで連れ行くそうです。欧米諸国がどのように反応するか興味深い・・・。





以上、わたしの南アフリカ思い出物語でした。

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