久しぶりにJとの会話

いよいよ北京オリンピックが始まりますね。考えてみますとわたしのこのブログの始まりは「上海滞在記」からでした。上海から戻ってからもう２年たつでしょうか。その頃のわたしのブログの出演者であった上海の友達のJとは未だに連絡は取り合っています。プラス未だに仕事関係も。そこでこの２週間くらい仕事がらみでメールが行きかっているのですが、北京オリンピックの話題も少々。



先日の夜、ちょっと酔った勢いもあり中国をヨイショしとこかな～～～との浅はかな考えで、「北京オリンピックももう開催されますね。２００８年８月８日とは末広がりとのことで選んだと聞きましたが、日本の風習と同じですね、というか、日本が中国の風習を取り入れているのか。同じ文化の国ですね～～～。」と、調子良いことを書いてしまいました。



その返事です。



中国では「八」はbaの発音。発財を意味する発の発音faと掛けてあるのよ。「末広がり」関係アリマセン。



わたしは確かにテレビか新聞かでこのようなことを言われているのを聞きました。日本のマスコミあてにならないね。中国に関する報道でも「？」と思うことがあるので、他の日本にあまり知られていない国に関してはもっと「？」ということがきっとあるんでしょうね。新聞を鵜呑みにする恐ろしさを感じた今日この頃でした。



上海でもオリンピックの話題で盛り上がっていますかとのわたしの質問に関しては、



北京は派手に模様替えされて綺麗ね。でも上海でも公共バスとか地下鉄でバッグ開けて調べるよ。迷惑なだけよ。政府もオリンピックで株あがると言っているけど嘘ね。政府はインチキよ。



でした。



「今朝の新聞で上海の人１０人に聞きました。北京オリンピックについてどう思いますか。」的な記事がありましたが、８人が不賛成。１人がどちらでもよい。一人が賛成だったとの事です。その賛成の人も「政府に集まったお金はどうせ上の方で分配されるだけ。だったら、皆の目の前で派手に使われた方かいい。」という意見だった様。記事では、北京にいつも敵対している上海だけのことはあると書かれていましたが。





ともかく、もう開催されるのですから楽しく順調に進むといいですね。