2013年8月13日火曜日

またまた WORLD WITHOUT END

「World Without End」(by KEN FOLLETT) を読んでいるお話は2回ほど書きましたが、まだ貫徹していません。中間報告・・・1237ページあるところ542ページ読めました。前作に比べ話の盛り上がりに欠けるので、一気に読める本ではないようです。今回の作品は庶民の生活を描くことに焦点が置かれているようです。



そもそもこの本を読もうと思った理由は、

��. 海外の英会話学校に通っていてよく言われることのひとつが、「日本は伝統のある国だ

よね。歴史も日本の国の歴史を学ぶんでしょう。」と聞かれること。

―――― なんで?そんなの当たり前じゃないの。と、思いましたが、そうだね、アメリカなんかアメリカ独立以前の歴史は何を学ぶのかな、という疑問が。

��. それで、たまたま日本の学校でイギリス人の先生と話していてそんな様な感じになったので、「イギリスでは、どの時代からイギリスの歴史を学ぶのですか」と聞いてみました。彼は、う~~~ん、と考え込んで、「ギリシャ、ローマ、それからイギリスの歴史かな」と言いました。

��. それで、そうなのかと思いローマ帝国の歴史に興味が出てきました。で、「ローマ亡き後の地中海世界」という塩見七生さんの本を読んでみました(直、ローマ帝国の話を読まないところが私らしいかも)。この本で中世ヨーロッパの暗黒時代を知りました。イタリア、トルコ帝国、フランス、ドイツ、スペイン、北アフリカ諸国が歴史の表舞台で活躍していましたが、ヨーロッパの片隅のイギリスのことなど新大陸の発見まで全然認知されていなかったんですね。

��. で、歴史は読みました。次はそのような歴史の状況の中で人々がどのように生きていたのだろうということに興味が移りました。小説でそのことを学ぶには少々無理があるかもしれませんが、私、学者になるわけではありませんから、おもしろそうな本を探してみた訳です。





前作は1123年から1174年のイギリスの話。今回は1327年から1361年までのこと。この間約150年。まだこの本を全部は読んでいませんが、この二作の時代の違いについて2~3気付きました。それは次の課題にしたいと思います。







チャオ!







0 件のコメント:

コメントを投稿